Reason

提案力 -生み出す-

自動方向幕巻取機や降車ボタン
日本初を生み出す独自のノウハウ

オージは「行先表示器」や「降車ボタン」を初めてLED化した会社です。
それらの実績を積み重ね、進化させた独自のノウハウを通じて、バス事業者さまにとっても、バス利用者さまにとっても、より使いやすく、より便利なバスづくりの実現に貢献いたします。

誕生ストーリー

昭和37年 当社が日本初で電動方向幕巻取機を開発
平成10年 LED行先表示器を開発
平成26年 フルカラーLED行先表示器を開発

フィルム状の幕を巻き取り、任意の表示位置で止めて表示させる「方向幕」。
当社の開発担当者は、バスの運転手が手動で表示を変えているところを見て「自動にすれば、もっと楽になるのでは…」と研究・開発を重ね、1962(昭和37)年、手巻き式だったバスの行先方向幕の電動化に成功。

その後、LEDを活用したデジタル行先表示器へと進化を遂げて、現場作業量をさらに削減し、バスを利用するお客さまの視認性もアップさせました。幕の交換にかかる手間や駆動部分のメンテナンスといった「方向幕」の課題を見事解決するオージのデジタル行先表示器は、バス業界で大ヒット。

現在、デジタル行先表示器をフルカラーにすることで、多彩な色彩でより美しく、きめ細やかな表現が可能になっています。

誕生ストーリー

昭和38年 当社が日本初で点灯式の降車ボタンを開発
昭和48年 点灯式降車ボタンの規格が制定
昭和58年 降車ボタンの発光ダイオード型を開発

押すと「とまります」というランプが光るバスの降車ボタン。
実は、このボタンを日本で初めて開発したのはオージです。

かつてバスは、運転手のほかに車掌も同乗し、運賃の受け取りや、降りる乗客を把握する業務を行っていました。
しかし、人件費削減のため、運転手だけのワンマンバスが登場。
一人となった運転手の業務量を減らすために、1963(昭和38)年、日本初でランプ付きメモリーブザー(降車合図装置)を開発しました。

現在、日本全国を走っている多くのバスに当社の降車ボタンが使われています。
日本のバス産業を支える重要な役割を、当社は担っているのです。