VOICE

先輩の声

T.O

VOICE 06

合併して(株)オージとなる以前の東京電装(株)に入社し、製造部門の設計部で25年活躍。2018年から営業部に異動し、設計知識を活かした提案営業を行う。

T.O本社 営業部

進化する製品でお客さまのニーズに対応

営業部のスタッフを統括しながら、自らもお客さまとの応対を行っています。
バス事業者さま、バスのボディを製造しているメーカーさま、ディーラーさまなど、お客さまのご要望に最適な製品を提案するのが営業の仕事。海外生産のバスに負けないように、当社独自のインターフェース技術を活かして車両の差別化を図り、バスの価値をアップする各種機器を提案しています。
例えば、看板商品の「メモリーチャイム」は、見た目は昔からあまり変わっていないように見えても、実は無線通信で降車合図ができるシステムを開発することで、「配線の引き回しが難しい」といったお客さまのニーズに対応。またLED表示器は、視認性に優れ表示が自由に変えられる利点もありますが、バス用表示器には難点となる光の直進性をレンズの形状やLEDの実装板の形状などを工夫して更なる視認性の向上を日々追求しています。このように車両メーカー様にも、バス利用者様にもメリットある製品を提案し、多くのお客さまに採用いただいています。

ニーズとコストとのバランスを考える

お客さまにとって価格は安ければ安いほどいいことは明らかなので、過剰品質の見直しにも注力しています。自社製品へのこだわりは大切ですが、それ自体が目的化し、ニーズとコストのバランスがとれていなければ意味がありません。大事なのは、顧客ニーズをきちんと製品に反映しているかどうか。
品質を下げるということではなく、本当に必要な使い勝手のよさをイメージして、適正な品質を製品に盛り込む。常にお客さま視線でブレず、品質の向上を追求して、営業を勝ち取っていきたいと思います。

「また利用したい」と思ってもらう環境をつくる

メモリーチャイムのパイオニアとして創業60年以上続く歴史があり、お客さまと信頼関係が築けているので、頼りにしていただける機会も多いです。そうして伺ったお客さまの声を反映できる高い技術力がある、それがオージの強みとなっています。
私たちは公共交通向けの製品を扱っていますが、モノを提供しているのではなく、また乗りたくなる、次もまたそのバスを利用したいと思ってもらう環境を提供しているのだと自負しています。良い環境をつくるために重要なことは、製品の使われるシーンを想像すること。お客さまや乗客の皆さまの想いに共感し、寄り添ったモノづくりをしていかなければなりません。バスに乗る人に満足してもらうことで、公共交通機関としての価値が高まったり、例えば、バスの運転手になりたいという子どもが増えたりするなど、地域社会に貢献していくことが私たちの使命だと思います。

創業以来続く、社員を大切にする社風

私は当社の前身となる会社から勤めていて、創業者、二代目、そして今の社長と3代の代表に仕えてきましたが、従業員を大事にしてくれる社風はぶれることなく守られています。
特に現社長になってからは、固定概念にとらわれず、さまざまなフィールドに進出し、発展し続けようという目標を掲げるようになりました。現在の製品の枠にとらわれず、業績がよくなり、それで従業員の待遇もよくなり、社会貢献ができることであれば、あらゆることに挑戦できます。
自分の思っているものをカタチにできる環境です。自主性を持って、世の中に新しい価値をうみだしたい想いがある人の入社をお待ちしています。

※記載内容は取材当時のものです

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