VOICE

先輩の声

M.K

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前勤務先で取り扱っていた紙幣識別機をオージに営業した際、誘われて1997年(平成9年)に入社。前職で電子回路設計に携わっていた技術力をバスという公共交通に活かしたいと転職を決意した。

M.Kつくば工場 技術部

人にやさしく、環境にやさしい製品をめざして

電子回路、ソフトウェア、構造の3部門からなる電装機器設計部門の部長として統括しています。 私が入社したのは、“方向幕”と言われるフィルムを巻くタイプの表示器からデジタルへと移行する変革時期なので、最初の仕事として手掛けた行先表示器の設計はとても印象に残っています。当時、オージはLED、競合他社は液晶表示器を使っていましたが、結果として視認性や自己発光できる点でLEDは液晶よりも優れていることが判明。今では行先表示器の7〜8割をLEDが占めるようになりました。表示色も黄色単色からフルカラーになって、より見やすくなっています。
バス機器が進化するなか当社がめざしているのは、人にやさしく、環境にやさしい製品です。
LEDに変わって視認性が格段にあがり、高齢者の方々・障害を持たれている方々、外国の方々にもバスを便利に安心してご利用していただけるようになりました。また環境に関しても、バッテリ負担を軽減できるよう、エンジン停止と入力電圧を監視して消費電力を抑えています。

乗客快適性+事業者の利便性を設計

製品の企画・設計は、営業マンによるお客さまからのヒアリング情報をベースに、コア・アイデアへと繋げていきます。設計するうえで重視していることは、バス利用者の快適性とお客さまの作業効率。営業と製造とでしっかりとコミュニケーションをはかり、お客さまのニーズを最適なカタチに落とし込みます。当社にはこれまで多様多種な製品を企画・製造してきたノウハウの蓄積があり、それを新たな製品に活かせることは大きな強みとなっています。

スピード&独自性で知財を進化・深化させる

今後はさらなるスピード感をもって、短期間の設計をめざします。ニーズをタイムリーに把握し、お客さまにとって最適な性能と価格に適合させていかなければ、当社の製品を採用していただけません。
工場の自動化などで効率化を図り、ニーズと価格とのバランスをとりながら、他社ではつくれない当社独自のものを開発する。そうして当社の知財の進化・深化を強化していくことを目標としています。

社会貢献度が高くやりがいのある仕事

つくば工場は、設計と製造を同じ場所で行なっているので、ここで働く社員は、60種以上にもおよぶ様々な製品づくりを見ることができます。見て、触って、覚えてもらうことが一番のOJT。やる気があってモノづくりに興味のある人はぜひ一度、工場見学にきてください。 路線バス、コミュニティバスという公共交通のインフラの要として多くの人の目に触れ、利用してもらうことで社会貢献している実感を得ることができる仕事です。入社したあとも、自社の社会貢献度を誇りに、仕事に興味をもち続けることで、やる気を発揮してほしいと思います。

※記載内容は取材当時のものです

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