株式会社 オージ 代表取締役社長 榎本正悟
バスをもっと便利に、もっと楽しいモビリティに変えていくこと。
それが、ワンマンバス機器メーカー、私たちオージのミッションです。
路線バスは、ある人にとっては生活に欠かせないものであり、暮らしを便利にしてくれる手段のひとつとなっています。
また、観光バスやキャラクターバスのように乗ることを楽しむ、企業や地域の価値観やブランドを表現するものでもあります。
このたびのコロナ渦による外出自粛を通じて、皆さんは“外出”できることの大切さを実感されたのではないでしょうか。
自由におでかけできる、必要な場所や行きたいスポットに行くことができる安心して乗ることができる、乗ってお出かけすることにワクワクする、それこそがモビリティの存在意義であると私は思います。
バスや路面電車など、モビリティに搭載される私たちの製品は、機能性や文化性を持つとともに、暮らしの質を高め、心に豊かさを醸し出すことをサポートする非常に魅力的なプロダクトであるということです。
オージはワンマンバス機器というニッチな業界で、ビジネスノウハウを蓄積してきましたが今後も「移動手段としての利便性や快適性」や「乗ることの楽しさ」をより多くの人に発信し続けることで、まだまだ市場に新たな流れを生み出せると考えています。
AIやIoTなどモビリティの進化により、バスの自動運転化が実現されると、今までのバス製品にとって替わる、さらに強力な提案も必要となるでしょう。
例えば、オージが日本初で生みだした「メモリーチャイム(降車押しボタン)」も未来には存在価値がなくなるかもしれません。
価値がなくなるならば、新しい価値あるものを創りだす。
そのためにも時代や技術の変化に対応して、私たち自身も変化していく必要があります。
オージは、モビリティの未来を創るイノベーターであり続けたい。